女優の波留が京都の名所を巡るCMがあります。
CMは「メガネのパリミキ」で、その時に流れている曲が「恋はやさし野辺の花よ~」です。
優しく透き通った声が印象的で、誰が歌っているのかしらと検索したらハンバートハンバートのという男女二人組のデュオ。
ハンバートハンバートとCMソング「恋はやさし野辺の花よ」を調べました。
ハンバートハンバートって?
佐藤 良成(さとう りょうせい)と佐野 遊穂(さの ゆうほ)の男女二人組のデュオです。
佐藤 良成:1978年生まれ、神奈川県出身。早稲田大学卒。ボーカル、ギター、フィドル、ピアノほか、作詞、作曲担当。
佐野 遊穂:1976年生まれ、東京都出身。和光大学卒。ボーカル、ハーモニカ担当。
大学在学中に6人組のバンドとしてライブハウスなどで活動するが、就職などでメンバーが去り、佐藤と佐野の2人が残った。
1998年に結成。
2003年にメジャーデビュー。
ジャンルは、ポップス、ロック、フォークソング、フォークロック。
歌声は優しく、ほのぼのした感じを受けるけど歌詞はリアルというかストーリーを感じます。
二人は夫婦で、三人の男の子の両親です。
芥川賞作家・又吉直樹が絶賛していますね。
好きな子に必ずハンバートハンバートのCDを渡すとハンバートハンバートとの対談で語っていました。
恋はやさし野辺の花よ
「恋はやさし野辺の花よ」は日本の唱歌と思っていましたが、原曲はオーストリアのオペレッタ「ボッカチオ Boccaccio」の劇中歌です。
原曲のタイトルは「あなたが愛して下さるならば」で、そこから生まれた日本の歌謡曲です。
スッペ作曲の喜歌劇『ボッカチオ』は大正2年9月、帝国劇場で初演、浅草では大正7年に観音劇場で初演。
浅草オペラで最も数多く上演さでた喜歌劇で当時は大流行したようです。
「恋はやさし野辺の花よ」は様々な歌手がそれぞれの個性を出してカバーしています。
白鳥英美子も高音の透き通った綺麗な歌声で歌っています。
CMソングでは、堀北真希が出演したクラシエ「いち髪」のCMの中で秦 基博が歌っています。
この時も堀北真希と共に注目を集めました。
ハンバートハンバートとはまた違った印象です。
「メガネのパリミキ」のCMでは、歌詞の冒頭、「恋はやさしい 野辺の花よ~」の部分しか聞きとれないのですが、「夏の日のもとに 朽ちぬ花よ」と続きます。
原曲の「あなたが愛して下さるならば」の訳詞はもっとストレートです。
”童謡・唱歌の歌詞は、“言葉の宝庫”です。”と何かで読んだことがあります。
明治から昭和期にかけて、日本人の心や季節を表現する言葉の美しさには、うっとりしますが、理解しにくい。
「メガネのパリミキ」波留のCMロケ地
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日本の美しい街を代表する京都の名所を波留が巡ります。
・東福寺 通天橋
・貴船神社 本宮参道
・貴船 川床
・妙心寺 天井画「雲龍図」
・上生菓子「野菊」の菓子職人
・メガネ工房
・キモノフォレスト
「この国は、見たいものであふれている。」と波瑠が一言。
とても落ち着いたCMです。
まとめ
ハンバートハンバートの穏やかな歌声が京都に誘いますが、今の京都はウイークディでも凄い混雑しています。
映像を見て思い巡らすだけでいいかな…
ちなみにハンバートハンバートの「虎」もユニークな歌です。