2018年、高松宮殿下記念世界文化賞受賞報道で久しぶりにカトリーヌ・ドヌーヴを見ました。
ニュースで写った姿を見て、「あれドヌーヴじゃない!?」と驚き、
74歳になった今も変わらない美しさに再度驚きました。
2019年公開予定の是枝裕和監督の日仏合作映画で主演です。
【シェルブールの雨傘】のカトリーヌ・ドヌーヴが、とても可愛かったです。
『シェルブールの雨傘』カトリーヌ・ドヌーヴ
妖艶なイメージしかなかったカトリーヌ・ドヌーヴですが、この頃は可憐でした。
映画はミュージカルです。
戦争で引き裂かれた恋人たちの物語。
ジュヌヴィエーヴ(カトリーヌ・ドヌーヴ)には結婚を誓った恋人がいました。
戦争で音信不通になった恋人、そこに「お腹の子を自分の子として育てる」というお金持ちの男性に求婚され葛藤の末に結婚します。
恋人は戦争で足を負傷しながら2年後に戦場から帰還。
結婚したジュヌヴィエーヴを知った恋人は、酒と女に溺れる自堕落な荒れた生活に落ちていきます。
そんな中、祖母の面倒をてくれていた幼馴染と結婚をし人生を取り戻していきます。
最後にジュヌヴィエーヴと恋人が偶然再会します。
その様子は淡々としたものでしたが、それぞれを思いやる気持ちを勝手に感じとり、グッと来るものがありました。
音楽がとても印象的でした。
この頃、素敵な映画音楽が多かったです。
音楽が映像を盛り上げていく感じで、切ない想いも悲しみも、そして愛も音楽で感じ取れました。
カトリーヌ・ドヌーヴ主演、是枝監督の映画
【La Verite(仮)】邦題未定で2019年公開予定です。
ランス映画界のスター女優の母(ドヌーヴ)と、元女優志望だった脚本家の娘(ビノシュ)の物語。
母の自伝出版を機に、娘がアメリカから夫(ホーク)と幼い子どもを連れて帰省する。
母と娘の再会は、たちまち対立へ変容する。
さまざまな真実が露わになり、愛と恨みが告白される…。
母はSF映画に出演することになるが、自伝に自分の名前がないことに傷ついたパーソナルアシスタントが突然辞めてしまい、娘が代わりに撮影現場に付き添うことに…。
その現場で出会った新進女優(リュディヴィーヌ・サニエ)の姿に、母はかつて親友でライバルだった、今は亡き女優の面影を重ねていくのだった。
母と娘は長年に渡ってへだてられてしまった2人の関係を修復できるのだろうか…。(引用:ORICON NEWS)
是枝監督は、映画『万引き家族』で『第71回カンヌ国際映画祭』コンペティション部門で最高賞のパルムドールを受賞しています。
高松宮殿下記念世界文化賞受賞時に美智子皇后陛下がカトリーヌ・ドヌーヴにお声をかけている場面が写っていました。
「『万引き家族』見ました…」これだけでも凄い宣伝になると思ったのは私だけでしょうか(^^;)
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まとめ
カトリーヌ・ドヌーヴ、『シェルブールの雨傘』の時は可憐でした。
「昼顔」では妖艶でした。
今は美しさプラス貫禄が出ています。
カトリーヌ・ドヌーヴ主演、是枝裕和監督の映画を楽しみにしています。